< 傳道書 1 >
2 傳道者說:虛空的虛空, 虛空的虛空,凡事都是虛空。
伝道者は言う、空の空、空の空、いっさいは空である。
3 人一切的勞碌, 就是他在日光之下的勞碌,有甚麼益處呢?
日の下で人が労するすべての労苦は、その身になんの益があるか。
6 風往南颳,又向北轉, 不住地旋轉,而且返回轉行原道。
風は南に吹き、また転じて、北に向かい、めぐりにめぐって、またそのめぐる所に帰る。
7 江河都往海裏流,海卻不滿; 江河從何處流,仍歸還何處。
川はみな、海に流れ入る、しかし海は満ちることがない。川はその出てきた所にまた帰って行く。
8 萬事令人厭煩, 人不能說盡。 眼看,看不飽; 耳聽,聽不足。
すべての事は人をうみ疲れさせる、人はこれを言いつくすことができない。目は見ることに飽きることがなく、耳は聞くことに満足することがない。
9 已有的事後必再有; 已行的事後必再行。 日光之下並無新事。
先にあったことは、また後にもある、先になされた事は、また後にもなされる。日の下には新しいものはない。
10 豈有一件事人能指着說這是新的? 哪知,在我們以前的世代早已有了。
「見よ、これは新しいものだ」と言われるものがあるか、それはわれわれの前にあった世々に、すでにあったものである。
11 已過的世代,無人記念; 將來的世代,後來的人也不記念。
前の者のことは覚えられることがない、また、きたるべき後の者のことも、後に起る者はこれを覚えることがない。
伝道者であるわたしはエルサレムで、イスラエルの王であった。
13 我專心用智慧尋求、查究天下所做的一切事,乃知上帝叫世人所經練的是極重的勞苦。
わたしは心をつくし、知恵を用いて、天が下に行われるすべてのことを尋ね、また調べた。これは神が、人の子らに与えて、ほねおらせられる苦しい仕事である。
14 我見日光之下所做的一切事,都是虛空,都是捕風。
わたしは日の下で人が行うすべてのわざを見たが、みな空であって風を捕えるようである。
曲ったものは、まっすぐにすることができない、欠けたものは数えることができない。
16 我心裏議論說:我得了大智慧,勝過我以前在耶路撒冷的眾人,而且我心中多經歷智慧和知識的事。
わたしは心の中に語って言った、「わたしは、わたしより先にエルサレムを治めたすべての者にまさって、多くの知恵を得た。わたしの心は知恵と知識を多く得た」。
17 我又專心察明智慧、狂妄,和愚昧,乃知這也是捕風。
わたしは心をつくして知恵を知り、また狂気と愚痴とを知ろうとしたが、これもまた風を捕えるようなものであると悟った。
18 因為多有智慧,就多有愁煩; 加增知識的,就加增憂傷。
それは知恵が多ければ悩みが多く、知識を増す者は憂いを増すからである。