< 耶利米哀歌 3 >
かれは我をひきて黒暗をあゆませ光明にゆかしめたまはず
我をかこみて出ること能はざらしめわが鏈索を重くしたまへり
10 上主之於我,像是一隻潛伏的狗熊,是一頭藏匿的獅子,
その我に對することは伏て伺がふ熊のごとく潜みかくるる獅子のごとし
われはわがすべての民のあざけりとなり 終日うたひそしらる
17 他除去了我心中的平安,我已經忘記了一切幸福;
なんぢわが靈魂をして平和を遠くはなれしめたまへば我は福祉をわすれたり
18 於是我說:「我的光榮已經消逝,對上主的希望也已經幻滅。」
是において我みづから言り わが氣力うせゆきぬ ヱホバより何を望むべきところ無しと
ねがはくは我が艱難と苦楚茵蔯と膽汁とを心に記たまへ
われこの事を心におもひ起せり この故に望をいだくなり
われらの尚ほろびざるはヱホバの仁愛によりその憐憫の盡ざるに因る
これは朝ごとに新なり なんぢの誠實はおほいなるかな
24 我心中知道:上主是我的福分;因此,我必信賴他。
わが靈魂は言ふ ヱホバはわが分なり このゆゑに我彼を待ち望まん
ヱホバはおのれを待ち望む者とおのれを尋ねもとむる人に恩惠をほどこしたまふ
おのれを撃つ者に頬をむけ 充足れるまでに恥辱をうけよ
そは主は永久に棄ることを爲したまはざるべければなり
32 縱使懲罰,他必按照自己豐厚的慈愛,而加以憐憫。
かれは患難を與へ給ふといへどもその慈悲おほいなればまた憐憫を加へたまふなり
心より世の人をなやましかつ苦しめ給ふにはあらざるなり
人の詞訟を屈むることは主のよろこび給はざるところなり
主の命じたまふにあらずば誰か事を述んにその事即ち成んや
活る人なんぞ怨言べけんや 人おのれの罪の罰せらるるをつぶやくべけんや
我等みづからの行をしらべかつ省みてヱホバに歸るべし
われらは罪ををかし我らは叛きたり なんぢこれを赦したまはざりき
43 你藏在盛怒之中,追擊我們,殺死我們,毫不留情。
なんぢ震怒をもてみづから蔽ひ 我らを追攻め殺してあはれまず
48 為了我女兒──人民的滅亡,我的眼淚湧流如江河。
わが民の女の滅亡によりてわが眼には涙の河ながる
わが邑の一切の女等の故によりてわが眼はわが心をいたましむ
故なくして我に敵する者ども鳥を追ごとくにいたく我をおひ
また水わが頭の上に溢る 我みづから言り滅びうせぬと
56 你曾俯聽過我的呼聲,對我的哀禱,不要掩耳不聞。
なんぢ我が聲を聽きたまへり わが哀歎と祈求に耳をおほひたまふなかれ
57 在我呼號你的那一天,願你走近而對我說:「不要害怕! 」
わが汝を龥たりし時なんぢは近よりたまひて恐るるなかれと宣へり
主よなんぢはわが靈魂の訴を助け伸べ わが生命を贖ひ給へり
ヱホバよ なんぢは我がかうむりたる不義を見たまへり 願はくは我に正しき審判を與へたまへ
なんぢは彼らが我を怨み われを害せんとはかるを凡て見たまへり
ヱホバよなんぢは彼らが我を詈り 我を害せんとはかるを凡て聞きたまへり
62 你也聽見了反對我者的誹謗,和他們終日對我的企圖。
かの立て我に逆らふ者等の言語およびその終日われを攻んとて運らす謀計もまた汝これを聞たまへり
63 你看! 他們或坐或立,我始終是他們嘲笑的對象。
ねがはくは彼らの起居をかんがみたまへ 我はかれらに歌ひそしらる
ヱホバよ なんぢは彼らが手に爲すところに循がひて報をなし
かれらをして心くらからしめたまはん なんぢの呪詛かれらに歸せよ
66 上主,求你憤怒地追擊他們,將他們由普天之下除掉。
なんぢは震怒をもてかれらを追ひ ヱホバの天の下よりかれらをほろぼし絶ちたまはん