< 約伯記 36 >
2 你且等一會,容我教導你,因為為天主,我還有些話要說。
暫らく我に容せ我なんぢに示すこと有ん 尚神のために言ふべき事あればなり
われ廣くわが知識を取り我の造化主に正義を歸せんとす
わが言語は眞實に虚僞ならず 知識の完全き者なんぢの前にあり
5 的確,天主寬宏大量,決不藐視任何人,並且有廣大的同情心。
視よ神は權能ある者にましませども何をも藐視めたまはず その了知の能力は大なり
惡しき者を生し存ず 艱難者のために審判を行ひたまふ
7 他也不剝奪義人的權利。他使君王永久坐在寶座上,但是他們卻驕矜自大;
義しき者に目を離さず 位にある王等とともに永遠に坐せしめて之を貴くしたまふ
8 故此,當他們一旦被鎖鏈束縛,被痛苦的繩索所繫,
もし彼ら鏈索に繋がれ 艱難の繩にかかる時は
9 天主就向他們指明他們的惡行,和他們所誇耀的過犯,
彼らの所行と愆尤とを示してその驕れるを知せ
10 開啟他們的耳朵,以聽訓戒,囑咐他們離開邪惡。
彼らの耳を開きて教を容れしめ かつ惡を離れて歸れよと彼らに命じたまふ
11 如果他們服從順命,便能幸福地度過歲月,能安樂地享受天年。
もし彼ら聽したがひて之に事へなば繁昌てその日を送り 樂しくその年を渉らん
若かれら聽したがはずば刀劍にて亡び 知識を得ずして死なん
13 心術敗壞的人,憤怒填胸,縱被囚禁,仍不呼求救助;
しかれども心の邪曲なる者等は忿怒を蓄はへ 神に縛しめらるるとも祈ることを爲ず
かれらは年わかくして死亡せ 男娼とその生命をひとしうせん
15 所以天主藉痛苦拯救受難的人,以患難開啟他們的耳鼓。
神は艱難者を艱難によりて救ひ 之が耳を虐遇によりて開きたまふ
16 他也要救你擺脫災難,領你到廣闊自由之地,在你桌上常擺滿肥饌美味;
然ば神また汝を狹きところより出して狹からぬ廣き所に移したまふあらん 而して汝の席に陳ぬる物は凡て肥たる物ならん
17 無如你判斷與惡人完全一樣,那麼懲罰和判案必集於你身。
今は惡人の鞫罰なんぢの身に充り 審判と公義となんぢを執ふ
18 小心! 不要讓忿怒引你肆口謾罵,也不要為重罰讓你離棄正道。
なんぢ忿怒に誘はれて嘲笑に陷いらざるやう愼しめよ 收贖の大なるが爲に自ら誤るなかれ
なんぢの號叫なんぢを艱難の中より出さんや 如何に力を盡すとも所益あらじ
21 小心! 別傾向不義,因為這正是你遭難的真正原因。
愼しみて惡に傾くなかれ 汝は艱難よりも寧ろ之を取んとせり
それ神はその權能をもて大いなる事を爲したまふ 誰か能く彼のごとくに教晦を埀んや
たれか彼のためにその道を定めし者あらんや 誰かなんぢは惡き事をなせりと言ふことを得ん
なんぢ神の御所爲を讚歎ふることを忘れざれ これ世の人の歌ひ崇むる所なり
人みな之を仰ぎ觀る 遠き方より人これを視たてまつるなり
26 天主何其偉大,我們不能理解! 他的歲數,無法考究。
神は大なる者にいまして我儕かれを知たてまつらず その御年の數は計り知るべからず
かれ水を細にして引あげたまへば霧の中に滴り出て雨となるに
29 但誰能明瞭雲彩怎樣散布,天幕中怎樣發出隆隆之聲﹖
たれか能く雲の舒展る所以またその幕屋の響く所以を了知んや
視よ彼その光明を自己の周圍に繞らし また海の底をも蔽ひたまひ
これらをもて民を鞫きまた是等をもて食物を豐饒に賜ひ
電光をもてその兩手を包みその電光に命じて敵を撃しめたまふ
その鳴聲かれを顯はし 家畜すらも彼の來ますを知らすなり