< 傳道書 7 >
2 往居喪的家去,勝於往宴會的家去,因為喪事是人人的結局,活人應將此事放在心上。
哀傷の家に入は宴樂の家に入に愈る 其は一切の人の終かくのごとくなればなり 生る者またこれをその心にとむるあらん
悲哀は嬉笑に愈る 其は面に憂色を帶るなれば心も善にむかへばなり
4 智者的心是在居喪的家中,愚人的心是在歡笑的家中。
賢き者の心は哀傷の家にあり 愚なる者の心は喜樂の家にあり
6 愚人的歡笑,就像斧底荊棘的爆炸聲,但這也是空虛。
愚なる者の笑は釜の下に焚る荊棘の聲のごとし是また空なり
賢き人も虐待る事によりて狂するに至るあり賄賂は人の心を壞なふ
8 事情的結局勝過事情的開端;居心寬容,勝過存心傲慢。
事の終はその始よりも善し 容忍心ある者は傲慢心ある者に勝る
9 你心裏不要輕易動怒,因為憤怒只停留在愚人胸中。
汝氣を急くして怒るなかれ 怒は愚なる者の胸にやどるなり
10 你不要問:「為什麼昔日勝於今日﹖」因為這樣的詰問,不是出於智慧。
昔の今にまさるは何故ぞやと汝言なかれ 汝の斯る問をなすは是智慧よりいづる者にあらざるなり
智慧の上に財產をかぬれば善し 然れば日を見る者等に利益おほかるべし
12 因為受智慧的蔭庇與受金錢的蔭庇無異;但認識智慧的好處,是在於智慧賦與有智慧者生命。
智慧も身の護庇となり銀子も身の護庇となる 然ど智惠はまたこれを有る者に生命を保しむ 是知識の殊勝たるところなり
13 你應觀察天主的作為:他所彎曲的,誰能使之正直﹖
汝神の作爲を考ふべし 神の曲たまひし者は誰かこれを直くすることを得ん
14 幸福之日,你應歡樂,不幸之日,你應思慮:幸與不幸,都是天主所為;其目的是叫人不能察覺自己將來的事。
幸福ある日には樂め 禍患ある日には考へよ 神はこの二者をあひ交錯て降したまふ 是は人をしてその後の事を知ることなからしめんためなり
15 在我虛度的歲月內,我見了許多事:義人在正義中夭亡,惡人在邪惡中反而長壽。
我この空の世にありて各樣の事を見たり 義人の義をおこなひて亡ぶるあり 惡人の惡をおこなひて長壽あり
16 不要過於正義,也不要自作聰明,免得自趨滅亡。
汝義に過るなかれまた賢に過るなかれ 汝なんぞ身を滅すべけんや
17 不要作惡無度,也不要糊塗太甚,免得你死非其時。
汝惡に過るなかれまた愚なる勿れ 汝なんぞ時いたらざるに死べけんや
18 你的手最好把持這個,也不要放棄那個,因為敬畏天主的人,二者兼顧並重。
汝此を執は善しまた彼にも手を放すなかれ 神を畏む者はこの一切の者の中より逃れ出るなり
智慧の智者を幇くることは邑の豪雄者十人にまさるなり
正義して善をおこなひ罪を犯すことなき人は世にあることなし
21 你不要傾心去聽人說的一切閒話,免得你聽到你的僕人詛咒你;
人の言出す言詞には凡て心をとむる勿れ 恐くは汝の僕の汝を詛ふを聞こともあらん
23 這一切我都用智慧追究過;我宣稱我將成個智者,然而智慧仍離我很遠。
我智慧をもてこの一切の事を試み我は智者とならんと謂たりしが遠くおよばざるなり
事物の理は遠くして甚だ深し 誰かこれを究むることを得ん
25 我又專心致力於認識、考察事物,尋求智慧和事理,得知邪惡就是昏愚,昏愚就是狂妄。
我は身をめぐらし心をもちひて物を知り事を探り 智慧と道理を索めんとし 又惡の愚たると愚癡の狂妄たるを知んとせり
26 我發覺女人比死亡還苦,她一身是羅網:她的心是陷阱,她的手是鎖鏈;凡博天主歡心的,必逃避她;但罪人卻被她纏住。
我了れり 婦人のその心羅と網のごとくその手縲絏のごとくなる者は是死よりも苦き者なり 神の悦びたまふ者は之を避ることを得ん罪人は之に執らるべし
27 訓道者說:看,這是我所發現的,一一加以比較,好探知事物的原理,
傳道者言ふ 視よ我その數を知んとして一々に算へてつひに此事を了る
28 對此我的心還在追求,但尚未找到:在一千男人中,我發現了一個;在所有的女人中,卻沒有發現一個。
我なほ尋ねて得ざる者は是なり 我千人の中には一箇の男子を得たれども その數の中には一箇の女子をも得ざるなり
29 我發現的只有這一件事:天主造人原很正直,但人卻發明了許多詭計。
我了れるところは唯是のみ 即ち神は人を正直者に造りたまひしに人衆多の計略を案出せしなり