< 傳道書 10 >
1 一個死蒼蠅能敗壞一碗製香膏者的香膏;一點愚昧也能敗壞智慧和尊榮。
死し蝿は和香者の膏を臭くしこれを腐らす 少許の愚癡は智能と尊榮よりも重し
愚者は出て途を行にあたりてその心たらず自己の愚なることを一切の人に告ぐ
4 若當權者向你生氣,你不可離棄崗位,因為心平氣和能避免大錯。
君長たる者汝にむかひて腹たつとも汝の本處を離るる勿れ温順は大なる愆を生ぜしめざるなり
5 我在太陽下見了一件不幸的事,似乎是出於掌權者的錯誤:
我日の下に一の患事あるを見たり是は君長たる者よりいづる過誤に似たり
我また僕たる者が馬に乗り王侯たる者が僕のごとく地の上に歩むを観たり
坑を据る者はみづから之におちいり石垣を毀つ者は蛇に咬れん
石を打くだく者はそれがために傷を受け木を割る者はそれがために危難に遭ん
10 鐵器鈍了,如不將刃磨快,必費許多氣力;成功是智慧的效能。
鐵の鈍くなれるあらんにその刃を磨ざれば力を多く之にもちひざるを得ず 智慧は功を成に益あるなり
11 行法術之前,就已被蛇咬傷,法術於行法術的人,就沒有好處。
蛇もし呪術を聴ずして咬ば呪術師は用なし
12 智者口中的語言,為人有益;愚人的口舌卻自招滅亡:
智者の口の言語は恩徳あり 愚者の唇はその身を呑ほろぼす
13 他口中的語言,開始是愚昧,最後卻是殘忍的狂語。
愚者の口の言は始は愚なり またその言は終は狂妄にして惡し
14 愚人只知多言:「將來的事怎樣,人不知道,人身後的事,有誰來告訴他﹖」
愚者は言詞を衆くす 人は後に有ん事を知ず 誰かその身の後にあらんところの事を述るを得ん
15 愚人以勞碌為煩惱,因為連怎樣進城,他也不知道。
愚者の労苦はその身を疲らす彼は邑にいることをも知ざるなり
16 邦國,你的君王若是一個幼童,你的長官若清晨宴飲,你就有禍了!
その王は童子にしてその侯伯は朝に食をなず國よ 汝は禍なるかな
17 邦國,你的君王若出身顯貴,你的長官若宴飲有時,只求養身,不為快樂,那你就有福了。
その王は貴族の子またその侯伯は酔樂むためならず力を補ふために適宜き時に食をなす國よ 汝は福なるかな
懶惰ところよりして屋背は落ち 手を垂をるところよりして家屋は漏る
19 設宴是為歡樂,酒可使生活愉快;錢能應付一切。
食事をもて笑ひ喜ぶの物となし洒をもて決樂を取れり 銀子は何事にも應ずるなり
20 在床塌上,不要詛咒君王;在臥室內,不要咒罵長官,因為空中的飛鳥能傳音,有翅翼的能傳話。
汝心の中にても王たる者を詛ふなかれ また寝室にても富者を詛なかれ 天空の鳥その聲を傳へ羽翼ある者その事を布べければなり