< 約伯記 15 >
「知者はむなしき知識をもって答えるであろうか。東風をもってその腹を満たすであろうか。
役に立たない談話をもって論じるであろうか。無益な言葉をもって争うであろうか。
4 不但如此,而且你還廢除了敬畏天主之情,斷絕了在他面前的默禱。
ところがあなたは神を恐れることを捨て、神の前に祈る事をやめている。
あなたの罪はあなたの口を教え、あなたは悪賢い人の舌を選び用いる。
6 定你罪的,是你的口而不是我,是你的口唇作證控告你。
あなたの口みずからあなたの罪を定める、わたしではない。あなたのくちびるがあなたに逆らって証明する。
7 你豈是第一個出生的人﹖在山嶽未有之前,你豈已誕生﹖
あなたは最初に生れた人であるのか。山よりも先に生れたのか。
あなたは神の会議にあずかったのか。あなたは知恵を独占しているのか。
9 有什麼事,只有你知,而我們不知;只有你明瞭,而我們不明瞭﹖
あなたが知るものはわれわれも知るではないか。あなたが悟るものはわれわれも悟るではないか。
われわれの中にはしらがの人も、年老いた人もあって、あなたの父よりも年上だ。
11 天主的安慰,和向你說的溫和的話,你以為還太少嗎﹖
神の慰めおよびあなたに対するやさしい言葉も、あなたにとって、あまりに小さいというのか。
どうしてあなたの心は狂うのか。どうしてあなたの目はしばたたくのか。
あなたが神にむかって気をいらだて、このような言葉をあなたの口から出すのはなぜか。
14 人算什麼而敢自稱潔淨,婦女所生的敢自稱正直﹖
人はいかなる者か、どうしてこれは清くありえよう。女から生れた者は、どうして正しくありえよう。
15 他連自己的聖者,還不信賴;在他眼中,連蒼天也不純潔,
見よ、神はその聖なる者にすら信を置かれない、もろもろの天も彼の目には清くない。
まして憎むべき汚れた者、また不義を水のように飲む人においては。
わたしはあなたに語ろう、聞くがよい。わたしは自分の見た事を述べよう。
これは知者たちがその先祖からうけて、隠す所なく語り伝えたものである。
19 這地方原只賜給了他們,尚無一個外方人從他們中間經過。──
彼らにのみこの地は授けられて、他国人はその中に行き来したことがなかった。
悪しき人は一生の間、もだえ苦しむ。残酷な人には年の数が定められている。
その耳には恐ろしい音が聞え、繁栄の時にも滅ぼす者が彼に臨む。
彼は、暗やみから帰りうるとは信ぜず、つるぎにねらわれる。
彼は食物はどこにあるかと言いつつさまよい、暗き日が手近に備えられてあるのを知る。
24 黑暗的日子使他恐怖,困苦艱難跟隨著他,好像準備廝殺的君王。
悩みと苦しみとが彼を恐れさせ、戦いの備えをした王のように彼に打ち勝つ。
25 因為他曾伸手反抗過天主,向全能者傲慢逞強過;
これは彼が神に逆らってその手を伸べ、全能者に逆らって高慢にふるまい、
また彼は脂肪をもってその顔をおおい、その腰には脂肪の肉を集め、
28 他住在荒涼的城內,住在無人居留,行將化為廢墟的屋中。
滅ぼされた町々に住み、人の住まない家、荒塚となる所におるからだ。
29 他不能富有,所有的財富也不能久存,也決不能向地下生根。
彼は富める者とならず、その富はながく続かない、また地に根を張ることはない。
30 他脫離不了黑暗,火燄要灼乾他的嫩芽,暴風要吹去他的花朵。
彼は暗やみからのがれることができない。炎はその若枝を枯らし、その花は風に吹き去られる。
彼をしてみずから欺いて、むなしい事にたよらせてはならない。その報いはむなしいからだ。
彼の時のこない前にその事がなし遂げられ、彼の枝は緑とならないであろう。
彼はぶどうの木のように、その熟さない実をふり落すであろう。またオリブの木のように、その花を落すであろう。
34 因為惡人的家室必要絕嗣,火要燒盡受賄者的帳幕。
神を信じない者のやからは子なく、まいないによる天幕は火で焼き滅ぼされるからだ。
35 他們所懷的是邪惡,所生的是罪孽;心胸懷念的,無非是欺詐。
彼らは害悪をはらみ、不義を生み、その腹は偽りをつくる」。